『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』

出口先生って・・・あの出口先生?

kindleでのおすすめの本として出てきたのがこの『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』ですが、
著者が、出口汪となっていたので、びっくりしました。
大学受験期に『実況中継シリーズ』の参考書を使っていたからです。
予備校講師が子どもの教育本を出版されているとは・・・

私の子どもは、海外で生まれ育ち、今後もいつ海外生活になるかわからない、という状況で、国語教育に興味があるので、スキマ時間で読んでみました。

私は、長年海外で暮らしていたために、私の子どもも外国語が身についたのですが、基本的に子どもの会話というのは
「おなかすいた」
「●●ちゃんと~~して遊んで楽しかった。」
・・・などの簡単な会話なのです。これを日本語で言ってもびっくりはされませんが、日本で外国語で話すと「すごいわ!」と周りの人が言うのです 。

正直どこがすごいのか、わかりませんでしたし、日本人の外国語信仰をひしひしと感じました。

でも、やはり母国語である「国語」の基礎ができていなければ、いくら外国語をしゃべれるようになっても、稚拙な言語にとどまってしまうのではないか、と思っていました。
世の中には高額なDVD外国語教材がたくさんあり、外国語の教室もありますが、日本語も辿々しい幼少期からそれで学ぶことについて、かなりの疑問を持っていたのです。

英語が喋れる=内容のある話しができる、ではない。

私の身近な知人(サラリーマン)とイギリス人との 会食のお話です。

会の雰囲気自体は堅苦しいものではなかったのですが、会話の内容が、「気候変動」「政治」「経済」・・・などなど難しい内容になったそうです。
帰国子女で、英語環境で育ったAさんは、英語の発音も完璧・・・ですが・・・一言も会話に入れず、帰国子女でもない日本の大学出身のBさんはその会話でイギリス人と討論し、堂々と自分なりの意見を喋っていた、というのです。ちなみに B さん、英語は上手ですが完全日本語なまりです。

B さんは、日ごろから本や新聞を読むことを毎日欠かさず、自分の意見を考えるようにしているといい、「あなたはどう思うか?」「なぜそうなると思うのか?」と、いう突っ込んだ質問にも対応できたそうです。
確かに、 日ごろから上記のことやっているB さんが、イギリス人と討論できるだけ話せるのは当たり前のことなのですが・・・
私が言いたいのは母国語での論理的思考ができて、内容ある話ができなければ、いくら外国語が発音よくペラペラ喋れても、それは小学生程度の内容にしかならない、のです。

まず親が論理力を身につける

出口先生の本を読んで、やっぱり私が思っていたことで良かったのかな、と思いました。
出口先生の本には、「論理力が必要な理由」について、いろいろ書かれていて納得する部分が大いにありました。

「正確なコミュニケーションには、筋道を立てて説明する論理力が必要 」である。

「これからのグローバル化社会において、優秀な労働者が海外から日本に入ってきた時、文化も宗教も慣習も異なるため、日本人同士ならなんとなく通じ合うことも通じなくなる」ため

また、「現在、これからの電子情報化時代において、不特定多数である読み手に伝えるためには論理的でなければなら」ず、

「世界のあらゆる情報から、自分が本当に必要なものを選んで、真偽を確かめて、将来を予想して対処法を考える」論理的に物事を考える力が必要と書かれています。

そのためには、まず、「親が論理力を身につけ、子どもに読書、文章を書かせる」ことが子どもが論理力を身につける方法として書かれています。

このとき、ハッとしました。
まず、子どもにやらせるなら、自分が身につけないと。子どもと論理的会話ができるようになるには、親がそれができることが前提ですよね・・・

とにかく、書く!

論理力を身につける方法として、「書くこと」が重要であるとのことなので、私はブログを通してその力を身につけていきたいと思います。
子どもは、出口先生の未来塾も検討しましたが、引っ越しも間近で、すでに習い事をいくつかやっているので、行かないことにしました。

その代わり、子どもとは交換日記を始めました。
まだ小学生ではないですが、一足先に国語ノートを購入して、それを使って日常のできごと、そこでどう思ったかなどを書いていくのです。
書いた文章に対しては、親がみて文法などを直すように、と本には書かれていましたので、そのようにやっています。
子どもは書くのが好きなので、とても熱心にやっていて、毎日「返事を書いて!」、とせがまれています。

子どもでも書く時に、どのように書いたら良いか、相手が分かるように、とかなり考えながら書いているようで、非常に良い方法だな、と思っています。
親子のコミュニケーション手段としても有効なので、これからも続けていきたいと思っています。